彩酉だより

鶏料理の魅力とは?

主な部位やおすすめの鶏料理を詳しく解説

牛肉や豚肉と同じように、日本では鶏料理も多くの人に親しまれています。さまざまな具材に合わせやすく、ステーキや煮込み料理などの幅広いジャンルで活躍できるのが特徴です。 今回は鶏料理の魅力について解説します。さらに自宅でも簡単に作れる鶏料理も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 鶏肉の魅力

ヘルシー、種類が豊富など、鶏肉には牛肉や豚肉にはない魅力があります。鶏料理を味わうときには、鶏肉の魅力を知っておきましょう。ここでは鶏肉の3つの魅力について紹介します。

1-1. 美容効果を期待できる

鶏肉には牛肉や豚肉よりもタンパク質は多く含まれているものの、脂肪分が少ないという特徴があります。またタンパク質には必須アミノ酸の1つであるトリプトファンが含まれており、幸せを作り出すホルモンといわれているセロトニンを効率よく生み出すという効果があります。
ほかにもビタミンB・E・K・ミネラルも多く含まれており、体力維持、老化防止、美肌効果などを期待できるでしょう。特に鶏のむね肉にはイミダゾールジペプチドという物質が含まれているため、疲労回復に役立つといわれています。仕事や家事でストレスがたまったときは、鶏料理を味わうのもよいでしょう。

1-2. さまざまな種類の鶏がいる

日本では紀元前300年頃、初期の弥生時代に鶏料理が伝わったとされており、日本最古の歴史書でもある古事記の中でも鶏に関する記述が残されています。当時の鶏は、時間を告げる聖鳥として大切に扱われていたそうです。
室町時代になると庶民の間でも鶏料理を親しむようになり、養鶏が普及するようになりました。全国的な普及に伴い、さまざまな在来種が誕生しています。現在では比内地鶏や名古屋コーチン、さつま地鶏といった38種類の在来種があり、歯ごたえやコクの違いを堪能できます。

2. 鶏の主な部位と特徴

鶏にはささみや手羽先などの部位があり、歯ごたえや味は異なります。ここでは鶏の主な部位と特徴を紹介します。

2-1. むね肉

むね肉は鶏の胸の部位であり、脂肪が少ないのであっさりとした味を楽しめます。また低カロリーなので、ダイエット中の方や肉体改造を行っている方におすすめです。
むね肉を使った料理には、唐揚げやクリーム煮、チキンカツやバンバンジーなどがあります。ただし、加熱しすぎるとパサッとした舌触りになるので、時間配分に注意しましょう。

2-2. もも肉

もも肉は足の付け根の部分です。もも肉は脂肪分が多く、歯ごたえがあるという特徴があります。
また、鶏肉が持つコクやうま味も感じられるでしょう。もも肉を使った料理には、チキンソテーや唐揚げ、香草焼きやカレーなどがあります。

2-3. ささみ

むね肉の中で肋骨に近い部分の肉のことで、牛肉や豚肉でいうヒレにあたります。むね肉と同じように、タンパク質が豊富で脂肪分が少ないという特徴があります。肉質がやわらかいので、むね肉よりも食べやすいでしょう。ただしささみには白い筋がついているので、丁寧に取り除いてから調理するのがおすすめです。ささみを使った主な料理としてサラダ、カツ、天ぷらがあります。

2-4. 手羽先と手羽元

手羽先とは翼の先端部分で、手羽元は翼の根本の部分です。手羽先には骨がついており、コクのあるダシを取ることができるため、焼き物や揚げ物、煮物などにおすすめです。
一方、手羽元は手羽先に比べると脂肪分は少なめになっています。手羽先と同じように、煮込みやスープなどの料理に向いています。

2-5. 内臓

鶏肉代表的な内臓には、砂肝やレバーなどがあります。さまざまな調理法がありますが、どれも焼いて食べるのが一般的です。
砂肝は牛肉や豚肉にない部位で、コリコリとした独特の食感を楽しめます。味にクセがないので、焼き肉、炒めものなどにも向いています。

3. 自宅でも簡単に作れる鶏料理

おいしい鶏料理を楽しみたいという方は、鶏料理の専門店でいただくのがおすすめです。しかし、中には自宅で鶏料理を楽しみたいという方もいるでしょう。ここでは自宅でも簡単に作れる鶏料理を2つ紹介します。

3-1. 鶏皮せんべい

ビールや日本酒のあてがほしい方におすすめなのが「鶏皮せんべい」で、こちらはカリカリとした食感を楽しめます。鶏皮せんべいで必要な材料は、鶏皮と塩こしょうのみです。
作り方ですが、まずは強火でフライパンを熱し、フライパンが熱せられたら油を引かずに鶏皮をそのまま投入します。炒めるうちに鶏皮の脂が出てくるので、焦げつくことはありません。

焦げ目がついたらひっくり返して反対側も炒めます。両面に焦げ目がついたら、キッチンペーパーの上に乗せて油分を拭き取りましょう。最後に塩こしょうを加えれば完成です。

3-2. もも肉のケチャップあえ

夕食の1品を手軽に作りたい方におすすめです。最初に大さじ1杯の砂糖・みりん・しょうゆ・すりおろしニンニクと大さじ4杯のケチャップを混ぜ合わせます。
その後、一口大サイズにカットしたもも肉と合わせてもみましょう。十分にもんだら、中火で熱したフライパンで焼き上げていき、肉の中まで火が通ったら完成です。

4. まとめ

鶏肉は脂肪分が少ないので、美肌効果や美容効果を期待できます。もも肉・むね肉・ささみ・内臓などの部位があり、さまざまな料理で使えるでしょう。本格的な鶏料理を楽しみたい方は、鶏肉の専門店がおすすめです。 「焼鳥ダイニング彩酉」では、焼き鳥をはじめ、なんこつの唐揚げやチキン南蛮、揚げ手羽先などさまざまなメニューをご用意しております。リーズナブルな価格で提供しておりますので、大宮やお台場で本格的な鶏料理を楽しみたい方はぜひ一度お越しください。